桝田さんは、スーパーCDROMならではの普通の人がプレイしたら、想定時間が60時間になるゲームを作ろうとしていた。これは当時の普通のゲームの3倍のサイズだ。
しかも天外Ⅱは歩く速度は速いし(普通のRPGの1.5倍)、レベルアップの速度も当時の普通のRPGの2倍ぐらいの速度にして「2倍の速度でテンポ良くプレイ出来るのに、3倍のサイズになる。言い換えると3*2*1.5の9倍ぐらいのサイズのゲームを作ろうとしていた。
実際に計算してみると結構上の計算は正しくて、1国のマップのサイズが、当時のドラクエなどのマップの1/4サイズ(128x128)で、しかも、ドラクエなどと違って海が少ない、すなわち歩ける範囲が広いので使える広さでは1/3ぐらいのサイズのマップが17枚あり、それぞれに普通に4つや5つはダンジョンが置いてある。つまりマップだけを取っても、どう見ても10倍ぐらいはある代物だ。
しかも、それぞれのマップに季節を用意することになっていた。もちろん地形は変わらないにしてかつダンジョンを除いても、作業量は軽く1.5倍になるだろう。つまり15倍ぐらいはあるサイズの代物だったのだ。